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平成30年度「子どもを守る!食物アレルギー講演会」

学校保健委員会 山口英夫

進行:中村第一小学校教頭 青田祥一
後援:NPO法人 アレルギーを考える母の会
座長:公立相馬総合病院 小児科 武山 彩
講師:国立成育医療研究センター アレルギーセンター
総合アレルギー科
福家 辰樹先生

演題:食物アレルギーの理解と緊急時のアナフィラキシー対応について

事例報告:中学校 保健師

実習:緊急時のシミュレーション ロールプレイ

 

2018年12月7日 相馬市民会館で相馬郡医師会主催のアレルギー勉強会が行われました。

震災以降続いているアレルギー勉強会も7年目となります。
2012年12月に千葉県での悲しい事件が報道されました。
「チーズ入りチヂミ」による小学生のアナフィラキシーショック死事件。
11才の小学生女児の誤食。
以後、学校では食物アレルギー、アナフィラキシーに対するエピペンへの対応など、混乱が続いていました。
医師会では、教育課、公立病院小児科と協力してこれらの対応に当たることになりました。
これまで2回アレルギー専門家の先生をお呼びしてご講演をお願いしてきました。
今回は、”NPO法人アレルギーを考える母の会”のご協力のもと、国立成育医療センター アレルギーセンター・総合アレルギー科の、福家(ふくいえ)辰樹先生をお招きして、
「食物アレルギーの理解と緊急時のアナフィラキシー対応について」
のご講演を頂きました。
内容は、
どうしてアレルギーが起こってしまうのか?
そのメカニズムとは?
予防はどうするのか?
何を検査するのか?
それでも起こってしまった場合、現場の先生はどう対応したら良いのか?
エピペンはいつ使うか?
について、シミュレーションを見ながら現場の先生に実践して頂きました。
アナフィラキシーが現場で起こって、いざエピペンを打つ事態になったとき、どのようにこどもを押さえるのか、どこに打つのか、など、前もってシミュレーションしておかないと、慌ててパニック!になってしまうことが実感できました。
そんな中なんと、今年度中学校で食物によるアナフィラキシーが起こって、慌てずしっかりと、エピペンを打つことができた学校がありました。素晴らしい!!
この児は、エピペン注射後、速やかに症状が改善したようです。
多分相双地区で初めてだと思います。
医者はまず打つことはありません。
唯一、新地の菅野先生が、看護学校の授業中倒れた生徒を、食物アレルギーだと診断し、エピペンを打って助けた医師です。
自分にあてはめて見た場合、様子を見ている内に手遅れになっていたかもしれないと思うと怖いです。
これらは養護の先生、学校長、周囲のスタッフの先生方、教育課の皆様の努力の賜だと思います。
ご協力頂いた公立病院の先生方にも感謝致します。
食物アレルギーは、アレルギー食品を排除する時代が長く続いていました。
ほんの10年前までは、卵禁止、牛乳禁止、米はダメで粟、稗の時代でした。
日本全国どこでも、右へならえで検査陽性だと禁止していました。
離乳食の卵もなるべく遅く食べさせることが半分常識でした。
現在は、避けるから、食べさせる時代に変わってきています。
離乳早期(もう少し前)から体に入れることによって、食物アレルギーを予防することができるようになりました。
すでにできあがってしまったアレルギーも少しづつ食べさせることによって(食物負荷試験)治る時代に入っています。公立病院小児科の武山先生がこの地区の専門家です。詳しくは公立病院小児科にご相談下さい。
食物アレルギーによるショック死をなくすため、今後も医師会として活動を続けて行く予定です。
山口 英夫
福島県相馬市中村1-3-27
やまぐち小児科医院

食物アレルギー講演会18.12.07資料1

食物アレルギー講演会18.12.07資料2

 

 

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